アリョーム・ゲラシモフ 釈放の日
アリョーム・ゲラシモフ 釈放の日
2026年6月3日、41歳のアルチョム・ゲラシモフは、割り当てられた刑罰を全て終え、自由の身となりました。友人たちは、ロストフ州のIK-12の前で彼を出迎えました。
「世界中の何百万人もの人々が自分のために祈ってくれていたとは想像もつきませんでした。そのことを意識することで大きな支えとなりました」と、アルチョムは6年間の拘禁生活を振り返り語りました。
刑務所では、まず縫製工場で医療用ガウン、ゴム製スーツ、マスクの製造に従事し、後に金属製たわしの製造工場で働きました。その勤勉さが認められ、表彰状や追加の差し入れなどの報奨を受けました。
信者は、施設職員や他の受刑者とも地位や立場によらず良好な関係を築くよう努めました。「ある受刑者が私に怒りをぶつけようとしたことがありました」と信者は語ります。「でも、それも数日だけでした。その後はすべてうまくいき、後にその人も笑顔で私に別れを告げました」。
「刑期中、私は常に迫害されている同信者の出来事を把握しようとしてきました。最もつらかったのは、彼らが苦難の始めに直面する一番最初の時期を思い、共感することでした。自分がどんな思いをしたのか、そしてその後どう変わったのかを知っているので。迫害を経験すると、すべてに対してはるかに冷静に対応できるようになるものです」とアルチョムは語りました。
エホバの神への信仰を理由にクリミアの住民18名が有罪判決を受けており、そのうち15名が実刑判決を受けました。さらに14名は今もなお拘禁中です。

